性格が悪い自覚…性格を直す3ステップ・2つの思考とは?臨床心理士が解説
「自分って性格悪いかも…」「○○な性格を直した方がいいと指摘をされた」
このようなご経験はありますか?
自分自身の性格の悪い部分に気づいたり指摘をされたりすると、ショックを受けてしまうこともありますよね。
「性格の悪い部分を直したいけど、どうしたらいいの?」
そんなお気持ちを抱かれる人も少なくないはず。
ストレートに性格を直すことを目的とすると、それは容易ではありません。
そもそも、悪いと感じているその性格は、本当に悪いものなのでしょうか?
そこで今回は、もう少しゆったりと捉えて、性格を見直す・見つめる方法についてご紹介していきたいと思います。
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その性格、本当に悪いもの?
ところで、あなたが「性格が悪い」と感じている、あるいは指摘をされたことのある性格ってどんなところですか?
性格の悪さを他者から指摘された場合と、ご自身の中で感じている場合とでは、ちょっとニュアンスが異なります。
もちろん、いずれにしても改善を試みてみると良いものもあると思います。
一方で、実は「性格が悪い」というよりも、考え方や捉え方に因るものだったり、状況によって良い評価を受けたり悪い評価を受けたりすることもあります。
例えば、「のんびりしている性格だ」「もっと急いで」と言われたとしましょう。
それを言われた状況を考えたときに、スピードが求められる作業をしていたということであれば、確かにのんびりしていると言われることに理解は出来そうです。
ですが、それは「のんびりしている」のが悪いということにはなりません。
もしかしたら、時間はかかっても作業がとても丁寧なのかもしれませんし、別の場面では「おっとりしている」などポジティヴな性格として捉えられることもあります。
つまり、同じ性格でも、場面によってとらえ方が異なることがあるのです。
ですので、まずは「性格が悪い」と感じている、あるいは指摘されたところをノートなどに書き出してみて、
「本当に悪いものなのか」
「ポジティヴに言い換えてみるとなんと表現できそうか」
など、一度振り返ってみても良いですね。
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- 本記事は2018年12月12日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。