人間が幸せを感じる5つの要素を実践するには?精神保健福祉士が解説

2019.03.11公開 2020.05.19更新

アメリカの大手世論調査会社ギャラップ社の「うまくいっている人がどうやって幸福になったのか?」という150ヵ国での調査の結果、次の5つの要素が重要であることが明らかになりました。

1.仕事の幸福

2.人間関係の幸福

3.経済の幸福

4.身体的な幸福

5.地域社会の幸福

幸福の研究は他にもいろいろとありますが、今回は、このギャラップ社が発表した5つの要素を実践していく方法について、考えてみましょう。

 

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「仕事の幸福」を実践するには?

まず、ここでいう「仕事」は「給料をもらえる職業」だけには限りません。

 

主婦であれば、家事や子育てなども含まれます。

 

「自分の強みを生かせる仕事」をしている人は、仕事を楽しいと感じ、幸福度が高く、仕事が幸福であることは長寿にも関係しているそうです。

 

一方で、仕事に情熱を持てない人はうつになる確率が高く、失業は精神的に大きなダメージを及ぼすとのこと。

 

大人になってからは、一日の大半の時間、人生の多くの時間を、仕事をして過ごすので、

・自分の強みを生かせる仕事

・やりがいのある仕事を選ぶ

・そのような仕事に就けるように努力する

といったことが、いかに重要であるかわかりますね。

 

いろいろな体験をしながら「自分の強み」を探すこともひとつです。

 

そして、「どんな職業・職場なら、自分の強みを最大限に生かせるのか?」を探していくことが実践のポイントになるでしょう。

 

今すでに、仕事についている場合は、その仕事の中に自分の強みを生かす方法を考えていくことが実践のポイントになります。

 

まずは、自分には「どんな強みがあるのか?」を考えてみるとよいでしょう。

 

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桜衣真里

精神保健福祉士

大学院修士課程修了後、専門学校、短大講師等を経て、公的機関の相談員として勤務。精神保健福祉士、保育士のダブルライセンスで、家庭問題、子どもの発達、保育・教育・療育関連の仕事に従事。東京都出身。二児の母。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年3月11日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。