LGBTのイベント!東京レインボープライドとシゲせんせー【鈴木茂義さん】

2018.04.28公開 2018.06.26更新
 

こんにちは。シゲせんせーです。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

今年の春は晴れた日が多く、更に気温の高い日が続きました。

 

ソメイヨシノの桜も早めに満開を迎え、その後も色とりどりの花が春の季節を演出していたように思います。

 

最近では、初夏のような陽射しを感じることも増えてきました。

 

そんな中、今回はLGBTにかかわるイベントについてご紹介したいと思います。

 

ちょうど1年前の私のコラムでも、東京で毎年開催されているレインボープライドについて紹介しました。

 

 

今やレインボープライドイベントは、東京だけでなく各地の都市でも行われています。

 

 

LGBTのイベントとは?

LGBTにかかわるプライドパレードイベント、実は日本だけでなく世界各地で行われています。

 

その起源はアメリカのニューヨークにあると言われています。

 

今年もゴールデンウィークに「TOKYO RAINBOW PRIDE」(以下TRP)が開催されますが、そのHPにプライドパレードの始まりについて書かれています。

 

1969年6月28日午前1時20分頃、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ地区にある「ストーンウォール・イン(Stonewall Inn)」というゲイバーに警察の手入れが入った際、

 

その場に居合わせた「ゲイ」たちがそれに抵抗し、暴動を起こしたのでした(当時の「ゲイ(Gay)」は、今で言うところの「LGBTQ+」を包含する人たちのことを広く意味していました)

 

当時のニューヨークでは、警察によるゲイバーへの踏み込み捜査が定期的に行われていました。

 

しかし、いつもなら警察に黙って従っていた「ゲイ」たちが、この日ばかりは果敢に抵抗し、警官に硬貨や瓶などを投げつけて暴徒化し、負傷者や逮捕者を出す暴動に発展したのでした。

 

この暴動は「ストーンウォール事件」として、その後のゲイ解放運動、セクシュアル・マイノリティの人権運動へとつながっていく転換点として、その名を歴史に残すことになったのでした。

 

翌年、1970年6月の最終日曜日、「ストーンウォール事件」の1周年を記念するデモ行進が、ニューヨークをはじめアメリカ各地で行われました。

 

それがその後、毎年恒例となり、さらに世界中に広がって、現在まで続く「プライドパレード」につながっていきました。

 

(以上、TRPのHPより抜粋)

 

 

エネルギーは怒りだけではない

私はこのプライドパレードイベントのきっかけを初めて知ったとき、LGBTの人々の「怒り」がエネルギーとなっていることを感じました。

 

私自身は、日々の小学校での仕事やLGBTにかかわる活動の中で、「怒り」をエネルギーにしたことはあまりありません。

 

ただそれは、今の世の中がある程度、多様な生き方や在り方に寛容になっているからかもしれません。

 

そう考えると、今自分がここで元気に過ごせているのも、ニューヨークでのデモ行進のおかげでもあるのだと思いました。

 

 

レインボープライドは東京だけ?

このGWに、日本最大のレインボープライドイベントが東京の代々木公園で2日間開催されます。(私も2日間とも参加します!)

 

最大規模のイベントは東京ですが、現在は各地の都市でレインボープライドイベントが開かれています。(札幌、大阪、名古屋、福岡、青森、熊本)

 

前述のTRPのHPにリンクが貼ってありますので、お近くにお住まいの方はぜひチェックしてみてください。

 

 

TRPには昨年から参加

レインボープライドイベントについてお話ししてきましたが、実はTRPに参加したのは去年が初めてです。

 

それまでもイベントの存在は知っていたのですが、コラムに書いた通り参加することはできませんでした。

 

昨年は友達と一緒ということもあり、パレードに参加し渋谷の街を歩きました。buzzfeedの記事の最後に、私の写真も掲載されています。

 

参加した感想ですが、一言で表すと「とても幸せ!」に尽きます。

 

パレードはNHK近くの代々木公園入り口から、渋谷の公園通りを下っていきます。

 

沿道にはたくさんの観客の方がいて、手を振ったり「ハッピープライド!」と歓声を上げていました。

 

パレードの参加者と沿道の観客の方が、ハイタッチをする場面も見られました。

 

 

自分なりの立ち位置、距離感で

私も見知らぬ人々と、たくさんハイタッチをしました。

 

パレードの参加者にも、観客の方にもたくさんの笑顔が溢れていました。

 

沿道には、建物の陰に隠れながら、少し控えめにパレードの様子を見ている方もいらっしゃいました。

 

カミングアウトしていない友達も、こっそりパレードを見に来ていました。

 

その友達と目が合うと、控えめに手を振ってくれました。

 

みんな自分なりの立ち位置で、自分なりの距離感でパレードを楽しんでいました。

 

それでいいし、それがいいと思いました。

 

大きな通りに出ると、色々なお店の人がレインボーフラッグ(LGBTや多様性の象徴である6色の虹色の旗)を振りながら、パレードを盛り上げてくれました。

 

パレードは1時間程、神宮前の交差点を左折し、再び代々木公園に戻ってきます。

 

先に到着したパレードの人々が、大きな歓声で出迎えてくれました。

 

LGBTの人もいました。そうでない人もいました。

 

そして、みんな一緒になって、このイベントを楽しんでいました。

 

 

人を愛する。自分も愛する

TRPは5月5日(土)、6日(日)の2日間開催されます。今年も6日にはパレードがあり、どなたでも参加することができます。(参加の仕方はこちら

 

代々木公園イベント広場では、様々なステージイベント、団体ブース、飲食ブースがあり、1日中楽しめる内容となっています。

 

ステージイベントも開かれ、私もシンポジウムで登壇します。

 

もしご都合が合うようでしたら、いらしていただけると嬉しいです。ぜひお声をかけてください。

 

Happy 60TH Birthday Keith Haring!! ~声をあげること~

 

今年のTRPのテーマは「LOVE&EQUALITY」すべての愛に平等を。

 

人を愛する。

 

それと同じように自分を愛する。

 

5月のさわやかな青空を期待して、そしてみなさんにお会いできることを期待して、今回のコラムを終わりにします。

 

>>LGBTと差別問題の実態や背景…差別問題を乗り越えるには?

 

 

170228_suzukishigeyoshia鈴木茂義

上智大学文学部非常勤講師。公立小学校非常勤講師。東京都世田谷区男女共同参画センターらぷらす相談員。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。14年間の正規小学校教諭として勤務を経て現職。教育研究会や教育センターでの講師経験も多い。

 

 

鈴木茂義さんのコラム一覧

【Part  1】LGBTに関する日本の現状は?最近のニュースから解説

【Part  2】LGBTの割合ってどれくらい?本当に身近にいるの?

【Part  3】LGBTのイベント!東京レインボープライドとシゲせんせー

【Part  4】LGBTと差別問題の実態や背景…差別問題を乗り越えるには?

【Part  5】LGBTのカミングアウトをされたら?職場・家族の対応事例を紹介

【Part  6】LGBTのカミングアウトの割合や理由って?事例を挙げてご紹介

【Part  7】LGBTのカミングアウトについて~シゲせんせーが伝えたいこと~

【Part  8】【LGBT問題】教育現場での事例と解決策をシゲせんせーが解説

【番外編】らしく、たのしく、ほこらしく。東京レインボープライド2018レポート

 

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