パニック障害で仕事に不安…パニックと上手く付き合う5つのステップとは?

2016.08.03公開 2019.05.16更新

「仕事中に、パニック障害が起こってしまうのではないか」

 

「仕事で迷惑をかけてしまうのではないか」

 

「職場の人に病気が判ってしまうのではないか」

 

仕事中に、こういった不安やストレスが、次々とあなたの心に湧き出てくるのではないでしょうか。

 

一方で、パニック障害があることで、仕事に不安を感じてしまうと感じること、それ自体は、とても自然なことだと思います。

 

そこで今回は、パニック障害を抱えながら仕事を続ける時のポイントについて、心の専門家に解説してもらいました。

 

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パニック障害と上手く付き合う5つのステップ

パニック障害になってしまったことで、常に発作を起こす不安を抱えています。

 

一つの不安があると、その不安に引きずられて、少しの心配も、大きな不安になりがちです。

 

その負の連鎖を止めるためには、不安に対してランク付けする習慣をつけることが効果的です。

 

まず、あなたにとって不安に感じることを書き出してみます。

 

実は、この「書き出す」ことがポイントで、あなたが抱く不安を視覚化することができます。

 

次に、その視覚化された不安に対してランクをつけます。

 

そのランクの上位に挙がった不安に対して、それぞれの対応策を考え、解決してから次の不安の解消に努めるようにしましょう。

 

すべての不安を同じレベルで考えてしまうと、不安に飲み込まれてしまいそうになります。

 

ですが、あなたにとって問題となる不安に対する解決策を考え、対処できるようになることで、自分に自信を持つことにつながり、不安を感じることへの不安が解消されることになります。

 

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村松真実

看護師・心理相談員

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年8月3日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。